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コラム&レビュー

クルマのまわりで:ジュネーブショー散策(その1)

 
 今回のジュネーブは60台ものワールドプレミアがあるそう。なので、あまり深く突っ込まず、「クルマ散策」として何台かをつまみ喰いしてみようかなと思う。ま、写真でだけど。

 で、まずはトヨタのFT-86と、スバルのボクサー・スポーツカー・アーキテクチャ。


 トヨタがどういうマーケティングをしているのかは知らないけれど、コンパクトながら、しかし2リッターオーバーというスポーツクーペ市場があるんだと踏んだみたい。

 ただ、ハチロクなんて名前に体が震える“D”方面のファンは自国でもわずかだし、そもそもこいつはそのハチロクとはもはや別物だ。

 クーペ市場のない日本じゃなく海外で、としても、なぜかトヨタ自慢のハイブリッドにはしなかった。いやいや、今度の自慢は水平対向ですからと言っても、本家のスバルも出すんだから微妙な感じ。

 まあ、そういう事情を知らない海の向こうで、「ポルシェと同じエンジンですゼ」なんてノリで、強力な販売網とともに売ってしまえってことなのかな。


 
 なんだかそれは残念な話だけど、もっと残念なのは、結局スバルも同じボディという発表があったらしいんである。

 FR車のコンセプトカーとだけ聞いていたから、もしかして独自のスポーツセダン? なんて思ってたんだけど、スケルトンなそれはたしかに2ドアクーペだ。

 いまどきそんなクーペどうすんだ? と考えると、たとえばレガシィやフォレスターが絶好調の北米で一気に、なんてことかもしれないけど、そこではトヨタ版も売ってるんじゃないのか?

 初代FT-86同様、トヨタのEDスクエアによるボディはよりグラマラスになって、あの如何ともしがたい無個性ぶりはかなり減った。張り出したフェンダーやシャープなエアダクト、厚みのあるリアはトヨタとして新しい方向なのかもしれない。

 それでも、インプレッサコンセプトで新たなフィロソフィを打ち出したばっかりなんだから、仮に同じクーペだとしても、やっぱりスバルはオリジナルボディにするべきだと思う。ま、発売は来年の春だそうだから、まだそういう話があるかも?

(11/03/03 すぎもとたかよし)

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